協電機工の藤本将行です。
今日は幹部とアセスメントをやっています。
弊社では実行計画書アセスメントというイベントを年に4回行います。今回で例えれば、昨日が
第64期上期の各事業部毎の実行計画書を作る日であり、今日が各委員会活動に関する
実行計画書を作る日となります。ちなみに新しい期の経営計画書が配布されたのが1週間前です。
(格好良く言えば)その経営計画書を元にして自分たちの半年間を自分たちで計画して行くのです。
そしてそれをまた振返りながら・・・弊社ではこのサイクルを継続して行きます。
昨日は全社員が集まってのアセスメントであり、今日は全幹部が集まってのアセスメントです。
ちなみに昨日の夜は全社宴と言って、全社員で宴を催す日でもあります。さんざん頭を
使ったあとのお酒は格別だそうです。全社宴も年に2回が設定されています。もっとも弊社では
事業年度計画があって、オフィシャルの宴が年間で40回程度企画されますので数は多いです。
実行計画書は各事業部毎に上期と下期で年に2回ずつ作ります。更には縦割り行政的な事業部とは
違い、所謂横グシである委員会活動についても年に2回の作成となります。また、アセスメント当日には
合格をもらわなくてはなりませんので、それ以前には事業部毎や委員会毎にプレアセスメントという
事前準備も行われている(はずです)。
今日はまさに今僕の目の前で、その現場が繰り広げられています。昨日は内定学生達も論争しながら
作っていましたし、今日は幹部達が全く新しい目線での委員会活動の案を作ってくれています。
僕が作らせて頂く経営計画書には中長期はもちろんですが、特に年間の数値目標と方針が
明確にされています。実行計画書は半期毎のものになりますので、その数値目標や方針に沿って
自分たちの半年間を自ら設計して行くのです。当然意見の食い違いや修正なども発生します。
僕らは和談という表現を使います。人の話を傾聴します。そして自分の言葉も伝える事で
お互いの意見をひとつにまとめあげて行くのです。
事業部は縦割り行政の色が濃いですし、委員会はそこに横グシをさしているので、形としては
バランスが良いです。ただそれはあくまで仕組みの問題であり、これらを仕組みだけで
終わらせる事無く自分たちの仕事につなげて行くには別の労力が必要とされます。
今の僕らの会社での大きな課題がここに存在します。
ひとつ目はマネージャーの人的な意味での不足です。とにかく組織ですからマネジメント出来うる
人材が必要ですが、正直な所まだまだ育てきってはいないのが現状です。それから決められた
ルールややり方を決められた通りに実行するという、いかにも簡単そうな事の徹底がまだまだ
不足しています。このふたつの課題を改善する事によって大きく飛躍するというのは理解出来て
いるのですが、改善までにはほど遠いです。
こう言った課題をひとつずつ解決しながら計画的に実行に移して行く為にも、このアセスメントには
深い意味があるのです。
昨日は腹立たしい事もありましたし、まだ合格していない事業部も実際にはあります。だけど諸問題が
あるからこそ経営は面白い。常に前向きに改善の連続です。
事業部のアセスメント
全社宴
委員会