デジタル技術の活用により、新たな価値をお客様に提供するとともに
幸福度NO.1企業を目指します

近年、当社を取り巻く環境は、就労⼈⼝が減少する中で⼈材獲得競争や建設資材の高騰など、激しく変化しています。
そのような中、デジタル技術は飛躍的な発展を遂げ、その技術の活用による生産性の向上やデータの利活用が課題を解決する重要な要素となってきています。
このような環境の変化においても、これまで以上の価値をお客様に提供できますように当社では「KYODEN DX計画」を策定しました。

これまでの取組内容

デジタルツールの活用による生産性向上および業務効率化に取り組んできました。

これからの戦略

デジタル技術の積極的な活用で社内業務を変革

①顧客管理システムの徹底活用

顧客管理システム中心の業務運営を定着させ、生産性向上とデータ蓄積を実現します。
研修動画やEラーニングを使ったコンテンツを作成するとともに、顧客管理システム活用の好事例を定期的に発信することで、活用ノウハウを全社で共有します。
アクセスログを定期的に分析することで、活用状況を定量的に把握し、必要に応じて更なる活用に向けた施策を展開します。
生産性向上により確保した時間は、お客様対応時間の拡大や社員の新たな取組に活用していきます。

②クラウドの更なる活用

クラウド利用に必要となるコストや安全性をしっかり検証し、効果的なクラウド活用を推進します。社員にとって働きやすく、安全な業務環境を構築します。
クラウドを活用することで自然災害発生時の事業継続性を強化し、迅速に業務を再開することでお客様への影響を極小化します。

③システムロードマップの制定

個別最適なシステム導入から脱却し、当社にとって全体最適なシステム導入を実現するために、システムロードマップを制定します。
システムロードマップに基づき投資判断を⾏うことで、効果的な投資を実現します。
既存システムの費用対効果を検証し、必要に応じてシステムの廃⽌も⾏います。

DX推進の内製化

①顧客管理システムのエンジニア育成

顧客管理システムのエンジニアを育成することで、開発の内製化を図り、迅速なシステム開発と安定した保守・運用を実現とします。
⼈的リソースも限られていることから、内製化が必要な領域を定義し、ITベンダーをはじめとした外部機関と適宜連携・協業しながら、効果的なエンジニア育成を⾏います。

②デジタルリテラシーの底上げ

社員がデジタルの基礎知識を習得するための支援を⾏い、全社的なデジタルリテラシーの底上げを図ります。
外部組織とも連携しながら、社員が気軽にデジタル技術を学べるコンテンツを提供していきます。
システム開発を伴うプロジェクトでは、全社員を対象にメンバーを募集することで、隠れたデジタル⼈材を発掘するとともに、開発ノウハウを組織として蓄積していきます。

③グループ企業への展開

内製化で得られた知⾒やノウハウはグループ企業にも横展開をすることで、グループ一体となったDX推進を⾏います。
グループ企業との情報連携にもクラウドをはじめとしたデジタル技術を活用することで、情報共有の高度化と効率化を実現します。

データ分析による新しい価値創造

①お客様情報の分析・社員の声の分析

顧客管理システムに蓄積されたお客様情報を分析し、「良かった点」と「悪かった点」を抽出して、次の案件にフィードバックすることで、お客様満⾜度の向上につなげるとともに、新たな商品・サービスの開発に活用します。
顧客管理システムに蓄積された社員の「みんなの声」を分析し、職場環境を継続的に改善することで社員幸福度の向上を図ります。

②SNSを活用したマーケティング

情報発信にSNSを活用することで、効率的なマーケティングを⾏い、社名の認知度向上を図ります。
お客様からのフィードバックをリアルタイムに収集することで、迅速な商品・サービス開発に活用するとともに、嗜好に基づいたターゲット広告を⾏い、効果的なマーケティングを実現します。

③経営情報のダッシュボード化

受注情報や財務情報等、経営判断に必要となる情報をダッシュボード化(⾒える化)することで、情報共有を高度化し、迅速な意思決定を実現します。
ダッシュボード化することで、資料作成にかかる時間を大幅に短縮し、生産性向上を実現します。

人材育成

自社で作成している研修動画の拡充とEラーニングコンテンツの整備
セキュリティ意識の更なる醸成に向けた社内勉強会の開催
ITパスポート、ベンダー系資格をはじめとしたデジタル関連資格の取得推進と資格⼿当の拡大
現場代理⼈の働き⽅改革、育児や介護休業中の社員の就労環境構築を目指した建設ディレクターの育成
マインドセット転換に向けた外部講師による定期的なDX勉強会の開催や各種セミナーへの参加

IT環境

システムロードマップに則した計画的なシステム導入
データ分析に必要となるソフトウェアの選定と導入
新たなサイバー攻撃⼿法の調査と各システムの定期的なセキュリティ点検